SEO対策でキーワードを見つける方法とは?キーワードを選定してブログの価値を高めよう!

・SEO対策でキーワードを見つけることが大切と聞いたけど、どうやって見つければいいのかわからない
・自分の見つけたキーワードが合っているのか自信がない
・いつもキーワード選びで時間がかかってしまう

このようなお悩みを抱えていませんか?

SEO対策において、キーワードは超重要です。キーワード選びによって検索順位が大きく変動するといっても過言ではありません。そして、適切なキーワードを選ぶことによって、多くの人に届く記事を生み出すことができます。

今回は、SEO対策でキーワード選びが重要な理由と、キーワードの見つけ方、見つける際の注意点について紹介します。適切なSEOキーワードを選定し、多くの方に見てもらえるサイトを作っていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SEO対策でキーワード選びが重要な理由

まずは、SEO対策においてキーワード選びがどれほど重要なのかについて紹介します。SHIPでは記事を執筆するよりもその土台を作るキーワード選びが特に重要だと考えておりまして…その理由は次のとおりです。

・読者(ターゲット)を絞れる
・記事が書きやすい
・Googleはキーワードでコンテンツを評価している

それでは、SEOキーワードの重要度をわかりやすく解説します。

読者(ターゲット)を絞れる

SEOキーワードを選定することで、記事のターゲットを絞れます。例えば、Webサイトの大きなテーマが「犬」だと仮定します。その場合、もちろんそのサイトのブログ記事には犬のことを書くわけですが…

犬をテーマにブログを執筆すると、おそらく次のような問題が発生すると思います。

・犬の何について書けば良いのかわからない(犬種なのか食事なのか、ドッグランの場所なのか)
・そもそも犬を飼っている人なのか、これから飼おうとしている人なのかわからない
・犬種によっても好きな食べ物に例外があり、記事がうまくまとまらない

いわば、記事の内容がぶれてしまって、全く伝わらない記事になってしまうんですね。これは、ターゲットが全く絞れないから。

しかし、「ブルドッグ 食事」「ドッグラン 東京」のようにキーワードを設定すると、おのずと書く内容が決まってきます。キーワードを設定して、その内容に最適な内容の記事を書くことで、読者像が明確になり、想定しているターゲットに記事が届きやすくなります。

記事が書きやすい

キーワードを設定しない場合、内容がぶれてしまうため、読者に伝えるのに相当苦労します。例えば、犬の飼い方についてのトピックを設ける際、以下のような文章があったとします。

「ブルドッグは運動があまり得意ではないため、20分程度の散歩に抑えるようにしましょう。」

そうすると、

他の人
他の人A

うちのパグはどのくらい運動させればいいの?

他の人
他の人B

うちはドーベルマンを飼っているけど、もっと運動させた方がいいよね

みたいな感じで、例外がたくさん出てくるんですよね。すべての人に伝わる記事を書くためには、その例外を全部すくいとって、記載しなければなりません。

しかし、「パグ 運動時間」「ドーベルマン 運動時間」のようにキーワードを設定しておけば、例外を記載する必要がなく、読者にきちんと届く、わかりやすい記事が仕上がります。

Googleはキーワードでコンテンツを評価している

これまではユーザー目線の話をしてきましたが、実はGoogleの検索ランキングにおいてもキーワード選定は重要な役割を担っています。

Googleは読者が検索したキーワードをすべて拾っていて、それぞれのキーワードがどれだけ検索されているかを分析しています。そして、キーワードで検索したユーザーがどの記事に訪れているかも分析しており、表示された記事の中でクリック数の多い記事を上位に表示させていくというアルゴリズムをとっています。

つまり、キーワードで記事を作らなければ、極端な話ですが、その競争にも参加できないため、上位表示されるサイトを作ることはできません。実際、Google公式はキーワードの重要性について、このように明言しています。

ユーザーが Google で検索すると、Google はユーザーの検索語句に関連する情報を返します。

Google検索セントラル

よりわかりやすくしてみます。

ユーザーがGoogleで(キーワードを)検索すると、Googleはユーザーの検索語句に関連する(検索キーワードで知りたいことを取り上げている)情報を返します。

このことからも、キーワードを選定して記事を書くことの重要性がわかると思います。

SEOキーワードの3つの見つけ方

それでは、実際のSEOキーワードの見つけ方について考えてみます。SHIPでは、次のような方法を用いてSEOキーワードを見つけています。

①キーワードプランナーを使う
②ラッコキーワードを使う
③ニーズを考えてキーワードを選ぶ(ジャンルに詳しい場合のみ)

それぞれの方法を詳しく解説しますね。

①キーワードプランナーを使う

まずは、キーワードプランナーを使う方法です。キーワードプランナーはGoogleが公式で提供しているツールです。本来は広告を出稿するユーザー向けに提供されているツールですが、キーワードを入力すると、関連するキーワード、検索ボリュームなどの情報が記載されるため、SEO対策でキーワードを見つけるときにも役立ちます。

キーワードプランナーでキーワードを検索するだけなら無料で利用できるので、自社でSEO対策を行っている方は一度活用してみると良いでしょう。

以下のように、キーワードを入力し、検索をかけるだけで類似するキーワードや、関連するキーワードを見つけられます。

「犬」と検索すると、次のように出てきますね。


※無料プランではざっくりとしたキーワードボリュームしか出ませんが、有料プランだと細かい数値が出ます。(キーワード選定だけなら無料で十分)

あまりにも検索数の少ないボリュームのものは無視して、洗い出したキーワードから自分が運営しているブログで取り上げられるものを選びましょう。

参照:キーワードプランナー

※キーワードプランナーの登録にはGoogleアカウントが必要です。

②ラッコキーワードを使う

ラッコキーワードも自動で検索されるキーワードを抽出できるツールです。入力したキーワードにまつわるサジェストキーワードを見つけることができます。キーワードプランナーのように検索ボリュームは表示されませんが、みやすいUIで直感的に使えます。

また、有料プランは月額440円で利用でき、こちらに加入すれば検索ボリュームも見ることができます。最初は無料で使って、気に入ったら有料課金してみるのも良いでしょう。

参照:ラッコキーワード

③ニーズを考えてキーワードを選ぶ(ジャンルに詳しい場合のみ)

ツールに頼らず、読者のニーズを考えてキーワードを選ぶ方法もあります。この方法だと、キーワード検索ツールでは出てこないキーワードを見つけられるため、競合と差別化を図れる場合があります。

たけみや
たけみや

キーワード検索ツールで出ないキーワードってあるの?

と疑問を持つ方もいるかもしれません。

これに関しては、キーワードプランナーに表示されないキーワードもあることを理解しておきましょう。

基本的には読者はキーワードからコンテンツを探しますが、中には別のキーワードでブログに訪れて、サイトを周回している中で別の内容に辿り着く場合があります。すごくニッチだけど、ニーズがあるキーワードはキーワードツールで出てきません。

ただし、一歩間違えると全く需要のないキーワードで記事を書いてしまうことになるので、専門家でない限りはこの方法を使わない方がいいです。最初はキーワードツールを使って書くべき記事を選定するのがおすすめです。

ちなみに、自分の見つけたキーワードでいいのか不安な場合は、Googleの検索エンジンに入力してみてください。SEOキーワードに関して、いくつかブログが出てきたら、そのキーワードを使ってもOKということです。

SEOキーワードを見つける際の注意点

SEOキーワードの見つけ方をいくつか紹介してきました。基本的には、上記で紹介した方法を用いれば、初心者でも自分のブログに必要なキーワードを見つけることができます。

しかし、キーワード選定を行う際にいくつか注意した方が良いポイントがあるので、ここで詳しく解説します。

ボリュームが大きすぎるキーワードは後回しにする

まず、ボリュームの大きすぎるキーワードを後回しにすることが大切です。キーワードプランナーでSEOキーワードを抽出すると、一番上に検索ボリュームの多いキーワードが表示されます。そのため、上から順番に記事を書いていく方も多いかもしれませんが、その方法はあまりおすすめできません。

なぜなら、ボリュームの大きいキーワード(ビッグキーワード)には多くの内部リンクが含まれるためです。最初にボリュームの大きなキーワードで記事を書いてしまうと、「記事内にたくさんの内部リンクを含めなきゃいけないのに、そもそも内部リンクとなる記事が書けていない」という問題に陥りがちです。

なので、ビッグキーワードは後回しにして、最初は検索ボリューム10〜100程度のキーワードを選んで記事を書いていく必要があります。

キーワードを抽出したら、検索ボリュームが小さい順に並び替えてコンテンツを作っていくのをおすすめします。

適当にキーワードを選ばない

キーワードツールを活用して選定する場合は全く問題ないですが、ツールを使用せずに感覚でキーワードを選んでしまうと、失敗しやすいので注意しましょう。

絶対に需要がありそうなキーワードを適当に選ぶのなら問題はないのですが、スモールキーワードになるほど、実際に読者が検索しているキーワードと自分で考えだしたキーワードにはズレが発生しやすくなります。

例えば、「犬 なし あげない方がいい」というキーワードを自分で見つけたと仮定しましょう。この場合でもコンテンツの内容的には全く問題ないのですが、実は、SEOキーワードの文言としては「犬 梨 食べれる」や「犬 梨 食べていいか」の方が検索ボリュームが多くなります。

もし、前者のキーワードをもとにコンテンツを制作する場合、コンテンツ内に「あげない方がいいです」「あげるのは注意が必要です」という文言を入れることがあるかもしれません。しかし、本来は「犬は梨を食べていいかと悩む方もいるでしょう」「犬は梨を食べれるのか」という文言を含めた方が、SEO的には効果を発揮しやすくなります。

つまり、誤ったキーワードを選定したことによって、SEO対策で本来やるべき施策がずれてしまうので、SEOキーワードは適当に選ばない方が良いです。

重複キーワードに気をつける

キーワードツールを活用してキーワードを洗い出すと、似たようなキーワードも表示されます。(「SEO対策 効果」と「SEO 効果」など)

キーワードすべてに対してコンテンツを作ると、似たような内容になってしまうことがあります。同じブログに似通ったコンテンツを作ると、重複キーワードとみなされ、評価が分散してしまうため、どちらか1つに統一しておくことをおすすめします。

ちなみに、重複キーワードは規模の大きなブログほど起こりやすいので、最初のうちは意識的に重複キーワードを避けてコンテンツを作るようにしましょう。

重複コンテンツについては、こちらをご覧ください!

ブログコンセプトに関係のないキーワードは選ばない

例えば、SEOについてのブログを運営しているのに、デザインの記事も含めるなど、他ジャンルの記事をブログに投入すると、読者層がぶれてしまいます。なので、SEO効果を高めることが目的でブログを運営するなら、最初のうちは1ジャンルに絞って記事を投入していくのがおすすめです。

もちろん、どんどんブログの規模を拡大していき、他のジャンルも取り上げるのはOKです。が、最初のうちからジャンルを混ぜてしまうと、読者にとってはみづらいブログになってしまうので注意しましょう。

まとめ

今回はSEOキーワードの見つけ方についてまとめました。キーワードを選定する場合は、次のように行います。

キーワードプランナーを使う
ラッコキーワードを使う
・ニーズを考えてキーワードを選ぶ

もちろん、他のツールを使う方法もありますが、ここで紹介したのが最もシンプルで効果が出やすい方法です。キーワード選びに悩んでいる方は、ぜひ、試してみてくださいね。

投稿者プロフィール

たけみや
たけみやSEOサポーター/ライター
多数のSEOキーワードで上位表示した実績があります。いつまでもライターとして記事制作に関わり、高品質な記事を制作します。SEO対策にお困りの場合はぜひご相談くださいね。